オンラインスロットを打つ上で最も重要な換金率についてご紹介します。
パチスロとオンラインスロットではこの換金率に大きな違いがあるという事を認識しておかないと痛い目に合います。
パチスロとオンスロの換金率
パチスロでは20スロならメダル1枚約21円で借りてメダル1枚20円で換金されます。
これに対してオンラインスロットの場合はポイントやチケットを経由するので単純には計算できません。
それでも大体で算出すると、メダル1枚約3円で借りて換金時の手数料等を考慮するとメダル1枚約0.9円ぐらいになってしまいます。
オンスロはパチスロと比べると最初から3倍近いリスクを負っていることになるので、パチスロと同じような立ち回りでは勝つことができないと言えるでしょう。
機械割100%の台でのシミュレーション
パチスロとオンラインスロットで、それぞれ機械割100%の台を3,000円打った場合のシミュレーションをしてみましょう。
機械割については以下のレポートを参照してください。
パチスロの場合
パチスロの場合は20スロだと3,000円で141(47枚×3千円)枚のメダルを貸し出されます。
お店によって換金率は異なりますが、50枚1,000円で換金されることが多いでしょう。
仮に機械割100%の台だと、投資3,000円で回収が141枚なので9枚(180円)のマイナスになります。
メダル141枚(貸出メダル数)×100%(機械割)=メダル141枚(出玉)
メダル141枚(出玉)×1,000/50(換金率)=2,820円(換金額)
2,820円(換金額)-3,000円(投資)=▲180円(収支)
オンスロの場合
これに対してオンラインスロットの場合、3,000円で300Ptがもらえます。
ポイントエリアで機械割100%の台を300Ptを使うと、300メダルで10枚のチケットが獲得できます。
10枚のチケットをチケットエリアでメダルに替えると1,000枚になります。
1,000枚のメダルを換金した場合、換金ギャップを考慮すると900円を下回るでしょう。
300Pt(購入ポイント)×100%(機械割)=メダル300枚(出玉)
メダル300枚(出玉)÷30枚(チケット単価)=10枚(獲得チケット枚数)
10枚(獲得チケット枚数)×100枚(チケット両替率)=メダル1,000枚
メダル1,000枚×100%(機械割)=メダル1,000枚(出玉)
メダル1,000枚(出玉)×0.9(換金ギャップ)=900円(換金額)
900円(換金額)-3,000円(投資)=▲2,100円(収支)
いかがでしょうか。
これだと打つ前からすでに大き過ぎるリスクを背負っていることになります。
これが一般的にオンラインスロットでは勝てないと言われる所以です。
だったらオンラインスロットでは勝てない?
この数値だけを見れば、とてもではないけどオンラインスロットなんて打つ価値が無いということになってしまいます。
もちろんパチスロもオンスロも機械割の通り出るとは限りませんし、まぐれ当たりだってあるかもしれません。
しかしギャンブルでまぐれやプレミアムのような奇跡を期待して打つのなら最初からやるべきではありません。
ではオンラインスロットは打つべきではないのか?
決してそんなことはありません!
機械割が違えば結果は180度変わります。
機械割110%の台でのシミュレーション
今度は機械割110%で計算し直してみましょう。
パチスロの場合
メダル141枚(貸出メダル数)×110%(機械割)=メダル155.1枚(出玉)
メダル155.1枚(出玉)×1,000/50(換金率)=3,102円(換金額)
3,102円(換金額)-3,000円(投資)=102円(収支)
見事プラス収支になりました!
この調子でオンラインスロットでも算出してみましょう。
オンスロの場合
300Pt(購入ポイント)×110%(機械割)=メダル330枚(出玉)
メダル330枚(出玉)÷30枚(チケット単価)=11枚(獲得チケット枚数)
11枚(獲得チケット枚数)×100枚(チケット両替率)=メダル1100枚
メダル1,100枚×110%(機械割)=メダル1,210枚(出玉)
メダル1,210枚(出玉)×0.9(換金ギャップ)=1,089円(換金額)
1,089円(換金額)-3,000円(投資)=▲1,911円(収支)
「あれれ~~~?!やっぱマイナスなの???」
やはりオンラインスロットでは勝てない?
と思われた方、慌てないでください。
このシミュレーションは3,000円分のメダルを打ち切ったゲーム数時点での収支です。
手元にまだメダルはあります。
機械割100%だと手元のメダル数は変わらないので、いつまでたっても収支は変わりません。
しかし機械割が100%を超えると手元のメダルは打ったゲーム数に比例して増えていきます。
つまり機械割が100%を超える台を打ち続ければ必ずマイナス収支を回収してプラス収支に転じるということになります。
パチスロに比べて収支がプラスに転じるスピードが少し遅いだけで、高設定さえ打てればオンラインスロットでも十分勝てるということです。
仮にオンスロで機械割110%のMAXベット5枚台を1万ゲーム回した場合をシミュレートすると、
50,000枚(使ったメダル数)×110%(機械割)=55,000枚(払い出し枚数)
55,000枚(払い出し枚数)-50,000枚(使ったメダル数)=メダル5,000枚(出玉)
メダル5,000枚(出玉)×0.9(換金ギャップ)=4,500円(収支)
パチスロで1万ゲームというのはかなり困難ですが、AUTO機能付きのオンラインスロットなら余裕です。
パソコンやスマホの電源が入っていたら24時間フル稼働で回し続けてくれます。
このように機械割が100%を超えるとパチスロはもちろん、オンスロでもゲーム数さえ回せれば収支はプラスに転じます。
オンラインスロットの収支ってショボくない?
今度はパチスロで機械割110%台を1万ゲーム回した場合のシミュレーションをしてみましょう。
30,000枚(使ったメダル数)×110%(機械割)=33,000枚(払い出し枚数)
33,000枚(払い出し枚数)-30,000枚(使ったメダル数)=メダル3,000枚(出玉)
メダル3,000枚(出玉)×1,000/50(換金率)=60,000円(収支)
パチスロの圧勝です!
と言いたいところですが、オンスロの場合はMAXベット数が100枚まで掛けられます。
MAXベット数を100枚にすると収支も20倍になるのでオンスロが逆転することになります。
ただしMAXベット数が100枚ということはリスクも20倍になるので、初期投資も3.000円では済まない可能性が高くなるので、そう単純にはいきませんが機械割の計算上ではそうなります。
まとめ
数字だらけのレポートでウンザリされた方も多いかと思いますので簡単にまとめますと、
この2点だけ覚えておけば問題ありません。
ここではパチスロとオンスロを比較するような内容となりましたが、どちらの方が良いという話ではありません。
どちらにも良い点や悪い点があります。
ただ最も重要なことは、パチスロだろうとオンスロだろうと高設定を打たなければ勝てないということです。
そして一見不利に思えるオンラインスロットは、イベントを利用すれば簡単に高設定を打つことができるということを見逃してはいけません。